このコーナーに並べる予定の文章断片はもともと私の言葉ではない。しかし我々は自分が発明したわけでもない言葉を用いたその瞬間から歴史的な存在となる。それらの言葉を共有した時、我と彼の区別はどこに。さあ歴史の中へ。。。 | ||||||
作品名 | 作家 | epigone | Datum | |||
オリジナル | 私 | 早起きするから遅刻する。 |
18.Okt.2005 | |||
エクソフォニー | 多和田葉子 | schrei「叫び」とschreiben「書く」が並んでいる。音的に見ても意味的に見ても書くことは叫ぶことと複雑な関係にある。でも実際に叫びを文学にできるのは少しの恵まれた環境にある者だけである。自分の受けたい教育を受けることができ小説や詩を書いている余裕のある環境に育つことはどちらかというとめずらしい。多くの者は、叫びたくても声を持たないので眼ばかり大きく見開いて,人間たちが壊れていく様子を目のあたりにしながら聞こえない叫びの中で死んでいくしかない。また、書く代わりに本当に叫び始めてしまったら、精神病者ということにされてしまう。 |
6.Jul.2004 | |||
泣いた赤鬼 | 浜田廣介 | ココロノヤサシイ オニノウチデス。 ドナタデモ オイデクダサイ。 オイシイ オクヮシガ ゴザイマス。 オチャモ ワカシテ ゴザイマス。 |
1.Mär.2004 | |||
Als ich ein kleiner Junge war | Erich Kästner | Kein Buch ohne Vorwort. Liebe Kinder und Nicht Kinder! Meine Freunde machen sich schon seit langem darüber lustig, daß keines meiner Bücher ohne ein Vorwort erscheint.以下略 とてもイイ!!読むべし! |
26.Feb.2004 |